「正社員じゃないと保育園は無理」「働いてないと審査で落とされる」——そんな言葉を何度も聞きました。実際、私は一度保育園に全落ちしています。
それでも最終的に希望の保育園に入園できたので、同じ状況のママに向けてその経緯を書いておきたいと思います。
当時の保活スペック
まず私の状況を正直に書きます。
出産後に引っ越しをしたため、新しい地域での就労実績がゼロでした。
正社員でもなく、保育の必要性を示す「点数」がかなり低い状態でした。
保育園が決まらないと仕事も決まらない。でも仕事が決まっていないと保育園に入れない。
この「保活の壁」に真正面からぶつかった形です。
第一の壁
正社員の育休復帰と時期がかぶると入園しにくくなると思い、0歳のうちに求職活動中という理由で途中入園の申し込みをしましたが、結果は全落ちでした。
求職中の点数は、就労中の家庭と比べて低く設定されている自治体がほとんどです。
激戦区でなくても、求職中というだけで選考の後回しにされてしまうのが現実です。
このとき正直かなり落ち込みました。
逆転のきっかけ:土日だけ働いて就労証明書を手に入れた
全落ちしてから考えたのは、「求職中」という状況をどうにか変えられないか、ということでした。
旦那が土日休みだったので、その時間を使ってパートに出ることにしました。
1日8時間、土日の2日間で月に約64時間の就労実績を作り、就労証明書を取得しました。
64時間というのは、多くの自治体で「月64時間以上の就労」が保育の必要性を認める基準のひとつになっているためです。
ここをクリアすることで、求職中から就労中へと状況が変わり、審査の点数が上がります。
そして保育園の入園のタイミングを枠が空きやすい4月の一斉入園に変えて手続きしました。
就労先は学生時代にバイトしていた職場に事情を話し、4月まで系列店で働かせてもらいました。
その職場は自宅から遠いので保育園に入園してからも働き続けるのは困難ですが就労証明書の取得を最優先にしました。
そして保育園の一斉入園の4月までに他のパート先をさがすことに。
第二の壁
しかし、ここでまたもや問題が起きました。
4月まで期間が空いているため、求人に応募しても今すぐ働けず、4月まで待ってくれるパート先がなかなか決まりませんでした。
予定を前倒しにして小規模保育園へ
そこで発想を転換しました。
4月まで待つのではなく、先に保育園に入れてしまえばいい、と。
自治体に相談したところ、小規模保育園に空きがありました。
予定していた4月の一斉入園を待たず、まず小規模保育園に途中入園することにしました。
小規模保育園は定員が少なく0〜2歳までが対象のところが多いですが、認可保育園と同じ基準で運営されています。
空きが出やすく、途中入園のハードルが比較的低いのが特徴です。
保育園が決まったらパートも決まった
小規模保育園への入園が決まった途端、状況が一気に変わりました。
「保育園が決まっています」という一言があるだけで、求人への応募がスムーズに通るようになりました。
「今すぐ働けます」という状態になったことで、パート先がすんなり決まりました。
保育園が決まらないと仕事が決まらない、という壁は、順番を変えることで乗り越えられました。
4月に希望の保育園へ転園
小規模保育園に在園している状態で、4月の一斉入園に改めて申し込みをしました。
求職中のときとは審査の状況がまったく異なります。
就労中・在園中という状況が点数に反映され、無事に第一希望の保育園への転園が決まりました。
保活で詰まったときに試してほしいこと
同じように悩んでいるママに向けて、私の経験からまとめます。
・就労時間の基準を確認する
多くの自治体では月64時間以上が就労として認められる基準になっています。
まずお住まいの自治体の基準を調べてみてください。
・就労証明書の取得を最優先にする
条件の良さより「証明書を出してもらえるか」「すぐに働けるか」を優先して就労先を探すと、後の動きが楽になります。
・小規模保育園を選択肢に入れる
認可保育園だけにこだわらず、小規模保育園や認定こども園も視野に入れると突破口が開けることがあります。
途中入園で入ってしまえば、在園児として4月の一斉入園に申し込めます。
・詰まったら順番を変える
「仕事→保育園」の順番が難しければ、「保育園→仕事」に変えてみる。
この発想の転換が私には一番効きました。
まとめ
正社員じゃなくても、引っ越し後で実績がなくても、一度全落ちしても、諦めなければ道は開けました。
同じ状況で悩んでいるママの参考に少しでもなれば嬉しいです。
